小学生のタブレット教材を始める前に知っておきたいこと

タブレット教材の学習で視力が落ちる?本当に目が悪くなるのかデータを徹底検証

タブレット教材の学習で視力が落ちる?本当に目が悪くなるのかデータを徹底検証

タブレット教材で勉強をしていたら、目が悪くなりそうですよね。

まだ視力が安定していない小学生だと心配です。

・タブレット教材の学習で目が本当に悪くなるの?

・視力が落ちないように気を付けるべきことは何?

管理人
そこで、実際にどれくらいの小学生が電子機器(タブレットなど)で視力が落ちているのかデータをまとめました。

ちなみに小学生では約10%が近視だそうです。

 

タブレット教材で学習していると目が悪くなる?

結論から言うと、タブレット教材は目に負担がかかるので目が悪くなる要因の1つになります。

タブレットを夢中になって見たり勉強したりすると、どうしても顔がタブレットに近づきがち。

近くを見ることが多い生活が、視力が落ちやすくなります。

まさにタブレット学習のデメリットですね。

 

データで見る電子機器を使っている小学生の視力低下

鳥取大学研究成果リポジトリ小学生の視力と生活習慣に関する調査 : 電子機器の利用に着目して

引用:鳥取大学研究成果リポジトリ|小学生の視力と生活習慣に関する調査:電子機器の利用に着目して

鳥取大学のデータを引用。

データによると視力が1.0以上のよい小学生は、スマートフォンやアイパッド・パソコン・ゲームなどをほぼ見ないししていません。

ちょっとわかりづらいので表にしました↓

視力1.0以上の小学生 視力1.0未満の小学生
ほぼしない~30分以内 67% 33%
30分以上 60% 40%

つまり、視力が1.0以上の子は毎日の生活で電子機器を見る時間が少ないことがわかります。

30分以上電子機器を見ている子は、ほぼ見ない子よりも7%視力が悪い子が増えています。

管理人
そこまで大きな数字ではないですが、データを見てスマートフォンやアイパッド・パソコン・ゲームなどの電子機器が小学生の視力に影響を与えているというのがわかりますね~。

 

視力が落ちる原因

 

視力が落ちる原因

  • 遺伝
  • 環境

近視の原因はよくわかっていませんが、遺伝的な要素と環境が複雑にからんで近視になると考えられています。
ですから同じようにマンガやテレビやファミコンに熱中しても、近視になる子とならない子がいるわけで、目を使いすぎると必ず近視になるとは限りません。

引用:公益社団法人日本眼科医会|子供の近視

視力が落ちるというのは近視になる(遠いところがぼやけて見づらくなる)ということ。

わたし自身も小学生のときに豆電球で文庫本を読みまくり、視力が落ちて眼鏡になりました。

管理人
そんな苦労を知っているので、子供にタブレット教材をさせても目をいたわるように気にしています。現在は12年前にレーシックをしたので、眼鏡もコンタクトもせず快適です!

 

タブレット教材で学習しながら視力低下を予防する方法

 

タブレット教材で学習して視力低下を予防する方法を紹介します。

目に負担のかからない生活をするのが大切

ポイント

・姿勢よく使う

・目とタブレットの間を30センチくらい離す

・40分以上続けない

・部屋の照明は明るすぎたり暗すぎたりしない

姿勢よく使う

背筋を伸ばして少しだけ頭を前に傾けた姿勢がベター。

目とタブレットの間を30センチくらい離す

子供ってどうしてもタブレットと顔を近づけてしまいます。

机のうえにタブレットを置いて使う。などなるべく近づかないような工夫をしましょう。

40分以上続けない

 

40分の目安は日本眼科医会が紹介している数値です。

どうしてもタブレット教材で学習していると一点を見つけ続けることになるので、休憩をはさむこと意識してください。

管理人
タブレット教材によりますが、強制休憩の設定ができるようになっていますよ

部屋の照明は明るすぎたり暗すぎたりしない

部屋の照明は明るすぎても暗すぎてもNG。

机でタブレット教材で学習するときはスタンドをつけるのが目に優しいです。

 

【まとめ】タブレット教材の学習で視力が落ちる?本当に目が悪くなるのかデータで徹底検証

タブレット教材は視力が落ちる要素があります。

タブレットだけではなく電子機器全般がそうなので、あまり気にしすぎると文明の利器の恩恵を受けられず損します。

これからの世の中、電子機器は子供たちに必須でしょう。

管理人
視力低下の予防をしつつうまくつかっていきたいですね。

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